「淡路に響くハーモニーを」
手作りバイオリン/小川元延さん
小川さんは高校の音楽の先生だ。そのかたわら淡路島でオーケストラをつくろうという活動をしている。その本拠地が津名町しづかホールだ。また小川さんはバイオリンやチェロなどの弦楽器を手作りしていることでも有名だ。
その手作りチェロをしづかホールで我々に聞かせてくれた。ゆったりとした手つきから繰り出されるチェロの音色は、しづかホールの音響も手伝ってやさしく、時に力強い。
「淡路島にオーケストラを」という思いから、音楽を教えているのだという。小学生から大人まで「音を楽しむ」ことに触れて欲しいと考え、資料を集め、いつのまにかバイオリンを手作りで仕上げるほどになった。木の性質をみるところから、工房にこもって作業をする時間は、自分を見つめ、さらに音楽への夢をみるための大切なプロセスなのである。
音楽によって、感覚を磨き、発想を豊かにできると小川さんは語る。
淡路島でオーケストラを作り、淡路島の音を淡路島に響かせたい。これが小川さんの夢なのだ。