洲本の上下で起きた、庚午事変 激動の時代に生きた 『お登勢』

 江戸時代の淡路は、阿波の蜂須賀氏の支配下にあり、洲本には筆頭家老の稲田氏が城代としてきていました。明治維新の変動の中で、稲田家臣らは陪臣(家来の家来)のため卒族に編入され、稲田主従関係も断ち切られる事になりました。
そこで、稲田側は阿波本藩に対し、士族への編入を嘆願する一方、新政府に対しては阿波藩からの分藩独立運動を展開しました。両者の対立がさらに激しくなり、ついに明治3年5月13日、庚午事変が起こりました。

 『お登勢』は、この勤王派と佐幕派の対立が激しさを増していた激動の時代を、愛一筋に生き抜いた小説の主人公です。
 灘の貧しい農家に生まれ、洲本の武家屋敷に奉公していたお登勢が、稲田家の家臣、勤王派の志士、津田貢への愛一筋を貫いた半生を描いています。

※お登勢は小説『お登勢』(著者:船山 馨)の主人公であり架空の人物です。

市内でお登瀬に会える場所

 
淡路文化資料館前(山手1交差点)   洲本高速バスセンター内 観光案内所前
銅像の金型を彩色したモデルです。